舞台 弱虫ペダル SPARE BIKE編 Heroes!! 感想
上演が発表された日からおよそ1年、3月19日大阪サンケイホールブリーゼにて幕を開け、3月28日 東京 日本青年館ホールで千秋楽を迎えた 舞台「弱虫ペダル SPARE BIKE編 Heroes!!」
その大千秋楽からちょうど1週間が経ち、正直まだまだ余韻から覚められず、完全にロス状態のなか、気持ちを切り替える意味も込めて観劇の感想をブログに残していこうと思います。
前置き
ちなみにですが、今回のブログの内容、ネタバレするものの物語の説明はほとんど書けていないため読んでもストーリーはさっぱり分からないと思います、、、その辺はやはり予習程度にしか過去の作品、アニメを見ていない私には書けないと思ったからです。
ただこの先、自分自身含め、見に行った人がこれを読んだ時に、こんな気持ちで舞台を見に行ったなぁと、思い出せるような内容で書こうと心がけました。
また、2.5次元作品となると当然ですが推しとその推しのファンだけでなく、他の演者・そのファンの方々、これまでの舞台ファン、アニメファン、原作ファンと多方面からの関わりによって成り立ちます。それを一出演者のファンの目線だけで感想を書くことは本当に恐れ多くて、多少予習はしたものの*1 知識不足、情報不足もあり地雷()や解釈違いなど読む人によって様々感じさせてしまうかもしれません。。が、この「初めて見に行く」感動はきっと今しかないと思っているのでどうかお手柔らかに、広い心でお読みいただけるとありがたいです。人生で初めて「推しが出演する生のペダステ」を見に行ったオタクの感想、綴らせていただきます。
東京公演 初日
「日本青年館」といえば数々の2.5次元作品が上演されている会場として名前は知っていたのでまず会場の外を見ただけでもワクワクした。会場に入ると、館内では過去の公演で歌われていた劇中歌が聞こえ、あぁ、予習で見ていたペダステで聞いた曲だ……ふと劇場の入り口からステージを見れば宙吊りの自転車と五色の歯車が視界に入り、「今私はペダステの会場にいるんだ」という実感が湧いてきました。
着席する頃には劇中歌の途中途中で挟まれる演者たちによる「影アナ」が流れます。その日はちょうど箱学メンバーによるアナウンス。会場内に響く推しの声を聞き、このチームの一員として出演しているんだなぁとぼんやり考えていた。初日の座席は1階後方だったものの、ほぼゼロズレ位置だったので、この席でペダステを真正面から浴びるの無理すぎでは?と命の危機を感じた(実際にまじで無理だった)
開演時間直前、それまで流れていた劇中歌が止み『ヒメのくるくる片思い』*2が流れ、曲の終盤に差し掛かると徐々に音量が上がっていった。流石のペダステ初心者でもいよいよ舞台が始まることを察した。(なお舞台が終わった今、ヒメのくるくる片思いを聴くとスペバイの幕が上がる直前のあの高揚感を思い出してしまいます。そして舞台袖ではノリノリで坂道くんと福ちゃん(中の人)が踊っていたのかと思うとちょっと笑ってしまう)
パズルライダーの村上渉さん、伊藤玄紀さんが劇場内の注意パネルを移動させ、スロープのセットの向きが変わりママチャリに乗った坂道くんが登場します。舞台終了後、演出家である西田シャトナーさんがこの演出についてTwitterで解説されていました。
と、いうわけで。
— 西田シャトナー伯【すでに夏なのでは…?】 (@Nshatner) 2021年3月29日
冒頭、演出効果のない場所で、俳優が身一つで出てきて、観客の顔を見てお辞儀をすることは、
「皆さんの世界を地続きで別世界に変えてみせます!」
「皆さんの顔を見て、皆さんの拍手を聞いて、生きた芝居をやります!」
という、この作品の宣言のようなものなのです。
ぜひ前後のツイートも読んで欲しい
オレンジ色の照明に風を切る音、自転車を漕ぐキャストたちが次々とステージに現れ一糸乱れぬ声で発せられる。
スタートを切る、耳元を風がかすめてゆく、高鳴る鼓動、グリップを握る手
始まった、幕が上がった、私は客席で舞台を見ている。
オープニングの群唱が始まった瞬間、いろんな感情が溢れ出てしまい視界が涙で歪んだ。マスクで涙を拭うこともできないまま、涙を流し続けていた。これまで様々な役者さんたちが演じてきた「福富寿一」という役を、箱根学園のジャージを着て、勇ましい姿でステージに立つ推しがあまりにも眩しくて輝かしくて、これ以上にない幸せな瞬間だった。
スペアバイク編とは弱虫ペダルにおけるスピンオフシリーズであり、今回はその舞台化である。インターハイが終わり卒業を間近に控えた3年生たちのことを思い、「先輩たちからもっといろんな話を聞いておきたかった」と後悔する主人公・小野田坂道くんが秋葉原の喫茶店で偶然、箱根学園主将 福富寿一と遭遇するところから本編が始まる。
先ほどの感傷に浸りまくりのOPにから一変、秋葉原のカフェにいる福富寿一(私服)がテーブルを引きながら登場するというなんとも緩いシュチュエーションからスタート。ここから目まぐるしく物語が語られていくのですが、描かれる学校は全4つ(総北、箱学、京都伏見、呉南)これだけのキャラクターのスピンオフ物語を1つの舞台で、それも決して多くはない人数で、1人の人がメインキャラからモブキャラまで何役もこなし、スロープの移動や小道具の用意まで、ステージで起こるほとんどの動きを"ステージに立つ演者たち"が行っていきます。これが生で見る「ペダステ」なのかと、最初の一回はその目まぐるしさに気を取られ、2時間20分の本公演があっという間に終わってしまった。(実際推しもブログで「ものすごく早く感じた」「大阪公演より2分早く本編が終わったらしい」と書いていた ペダステ東京初日(勇翔) | BOYS AND MENオフィシャルブログ Powered by Ameba )
私は東京初日のほか大千秋楽含めて4回ほど見に行きましたが、座席が変わるごとに新たな発見があるし、キャラクターや役者への愛着がどんどん増していき、見れば見るほど推しの出演作であることを抜きにこの物語の良さを感じていきました。
できれば一人一人、印象的なシーンについて書いていきたいところですがまじでキリがないのと、気になった人にはぜひレンタル配信やDVDで見て欲しいのでシーンをピックアップしつつ、この作品で初めて知った役者の皆さんの印象を少しだけ書かせていただきます。
・小野田くんが語る巻ちゃんのお話。「IRREGULARで見たやつだ!!!(進〇ゼミか?)鼻歌歌うやつだ!!!」
・小野田くん役の曽田陵介くん、小柄でステージを駆け回り、座長でありながら時にパズルライダーばりの働き(セットの移動や早着替えのアシスト)をしていて立派すぎる座長だと思いました。。
・小関さん演じる君沢ユウキさん、もはやわざわざ書くほどのことではないかもしれないけど太腿がたくましすぎるのと、オフショットなどで若手のキャストを見守る眼差しがまじで小関さんって感じだった
・東堂と修作のエピソード「IRREGULARで見たやつだ!!!(2回目)カチューシャのお話だ!!!」
・東堂役の遼太郎くん、本当に今回初舞台か!?ってくらい堂々としていたのと、綺麗な顔立ちと細身な体が中学生時代の東堂って感じが出ていた。まじで漫画から出てきたみたいな2次元スタイルだった
・金城と小関さんのエピソード、なんだかんだ毎回泣いて見てたのはこの2人のエピソードだった。「諦めない男」がどうして生まれたのか、林田航平さんのまっすぐさがまさに中学生の金城って感じだった
・今回のカンパニー最年少 京都伏見・石垣光太郎を演じた岡田翔大郎くん。初舞台という初々しいしさが石垣さんの真面目さそのままって感じがして、元々石垣さんは高感度高キャラだったのがまた更にいい男度増した
・京伏エピで安先輩演じる田淵累生くん。巻島と並べてもいいくらい良い役だった。。メインのキャラクター意外にもこれだけ重要な役を演じられるのは既に他の作品でも活躍されている田淵くんだからできることなのかなぁ…と見ながら感じていました。(緩く刀ミュの兼さんを推している私がいよいよ刀ステにも手を出す時なのではと感じている)
・京伏石垣エピソード 2年生のインターハイシーン 石垣VS福富のアシスト対決がめちゃくちゃ好きでした!!!!!!""""お願いしまぁすっっ!!(ドンッ)!!""""
・荒北エピソード「野獣覚醒で見たやつだ!!!!」(予習が活きている)(そしてこのキャストでの野獣覚醒を見たいと我儘感情が生まれてしまった…………)
・荒北ソロ曲(+箱学メンバー)スロープ上で荒北と福富が並んで歌うのかっこよすぎてなんかもう記憶飛びそうになった。時人くんは荒北のままめちゃ歌上手いし、勇翔さんの響くパワー系の声質これが福富さんか・・・配信でいいから絶対リリースして欲しい・・・(これまでのグループとしての活動がちゃんと繋がった気がして勝手に嬉しくなっていました…)
・福富と荒北は聞いていたが舞台を見終わっての感想「いや、福富と新開じゃん……(?)」
・事前に2.5界隈にいたオタクの友人から「予想外の沼に落ちる」と忠告を受けていて何人か沼の予想をしていたんだけど、それすらも外れた予想外の沼は「新開隼人(高田舟)」でした!!!!!!!!!
・呉南、待宮さんにあんなヤンキーエピソードあるの知らなくてさ〜〜〜〜〜井尾谷との""拳””の戦いみたら絶対この2人好きになるじゃん・・・そしてイビからみなみお姉さんまで演じるとっきーさんこと田内季宇さんの演技の幅の広さよ。
・こっからヤンチャな待宮井尾谷を理解してくれる山口拳生さん演じる先生、ヤンキードラマ始まりますか????
・飲み込みが早い待宮(前田隆太朗くん)のセリフの滑らかさ大拍手でした
・そんな前田くんと君沢さんによるアドリブ親娘(?)見るたびに進化していくし、それに応えていく名早の(イケメン)御三方・・アドリブシーンも全部DVDに収録してくれ頼む………………
・パズルライダーの皆さんの役割が凄すぎて絶対この人たちがいないとペダステは成り立たない。荒北が初めてロードに乗った時の車輪の動き、ロードバイクがそこにあった、、時にチームの選手を演じてくれることでそこに総北メンバー、京伏のメンバーが見えました。(田上健太さん演じる田所っちが出てきたとき素直にわーーい!って喜んだ)
(書きながらまたシーンを思い出しては書き足し、果てしなく続いてしまいそう)
エピローグとして描かれた大学生編。オレンジ色の明早ジャージを纏う福富、新開、石垣と、鮮やかな黄緑色のジャージを着た金城、荒北、待宮。まるでシャッフルチームでも見せられているかのようでこの続きをまた見てみたいと思った。そんな、大学生になった彼らと、ステージに揃うキャストの間を縫い、先頭を走る巻島さんに追いつくよう小野田くんが登場することで本編はエンディングを迎えます。
カーテンコールでのみなさん一人一人の挨拶。私は初日のオープニング以上にずっと泣いてしまっていた。。初めての舞台作品だった人、みんなのパフォーマンスを支えてくれていた人、観客への感謝を伝えてくれる人、このカンパニーが本当に良かったと言ってくれた人。声を出せない分、ありったけの力で拍手をして、それでも足りないくらい、スタンディングオベーションでこの作品に関わってくださった方々へ私たちが感じた感動と感謝の気持ちが少しでも伝わっていて欲しいと思いました。
振り付け動画、グッズ、公式Twitter
ペダステの楽しさは本編だけではありませんでした。稽古初日から始まった公式Twitterのフリートによるオフショット動画。稽古の様子、キャストへのインタビュー、たまに楽屋での様子なんかも・・・(伊藤)玄紀お兄さん*3 にはもう頭が上がりません・・・キャストと同様にペダステ初心者のファンや、これまでの作品を見てきたペダステのファンを一緒にスペバイまで引っ張ってくれていた気がしました。
感染予防のためマスクをしての稽古というのもあり正直最初はオフショを見ても誰が誰かわからん・・・金髪の推しだけは遠くにいても分かる…あとは時人くんしか分からん… *4 状態だったのが日に日に解像度が上がっていき終わる頃にはあのオフショはこの人との写真だったのか!あれの撮影してくれてたのあの人じゃん!と完全に道が開いていっているのを実感した(なんの道?)
初2.5次元ともなれば、もちろん2.5次元作品の「グッズ」を買うのも初めてで、推しであり、でも推しのグッズではない、「ペダステの福富」として並ぶグッズを見て推し、推しまじで2.5に出るんだなぁ・・なんて語彙力がない感情に浸っていた。これまでのペダステファンにはどんなふうに見えているんだろう、、などとも思った。もれなくランブロの洗礼を受けましたがそれもなんだか楽しかった。リアルタイムで上演されている作品のグッズをリアルタイムで手に取れるってこれまでの私には当たり前ではなかったので「今」を楽しんでいる実感が湧いた。
そして極め付けの『恋のヒメヒメ☆ぺったんこ』振付動画!!!!
まず、5年ぶりにヒメヒメ踊ることが発表されただけでTwitterのトレンド入りするのさすが人気コンテンツ!!!って感じがしたしそれだけ長く愛されて続いている作品なんだと改めて思った。実際私も予習で見ていた作品がちょうど旧3年生のシリーズまでで、新3年生編から『ヒメのくるくる片思い』に曲が変わっていたことに気づいておらず、これまでのオタクと全く同じ「ヒメヒメ踊るの5年ぶりなん!?曲変わってたんだ!?」というリアクションをしてしまった。
振り付け動画では坂道くん役の曽田くん、待宮役の前田くん、そして福富役の勇翔さんが担当。グループにいる時はどちらかというと振り付け担当に選ばれ"ない”タイプのメンバーなので大丈夫かな〜〜〜〜とモンペかましましたがそこは余計な心配でした。なんか周りの幸せを奪ってるし(?)、サビで一歩前に出るし(?)、実際のステージを見た方はお分かりかと思いますがなぜかここで"""ボイメン"""をめちゃくちゃ押し出す推し、、、こんなん勇翔さんにしか許されない荒技やで。。
毎回違う物語が上演されているペダステだからこそ、ヒメヒメのような「歌い踊り"継がれているもの"」があると物語や演者が違っていても、これまで上演されてきたペダステと今のペダステが繋がっているんだ、ということを実感できた気がしたし、特に今作の「スペアバイク編Heroes!!」は、過去に出会った人とのエピソードを交えながら、「離れていても、過去の辛い出来事であっても、みんな(今に)繋がっている」ことを小野田くんに伝える物語なのでそのメッセージを感じさせているように思えた。
各キャラクターのビジュアルや演技もそうですが、キャストのSNSからも現場の雰囲気の良さが滲み出ていて、またこのメンバーで彼らの物語を見たいと思いました。その時は今より少しでも多く足を運べる人が増え、劇中で歌われた曲のように「また会おう」の約束を果たせる日がきて欲しいと願っています。
舞台「弱虫ペダル SPARE BIKE編 Heroes!!」キャスト、スタッフの皆さん、素敵な作品に出会わせていただき、そして素晴らしいエンターテイメントを見せていただきありがとうございました!!!
推しのオタクとして
本編の物語と逸れて、推しのオタクとしての感想も残しておくとすると、もうとにかく舞台に立つ推しの輝きが半端じゃなかった。映像作品では何度もお芝居を見ているけれど、舞台はあまり見れておらず、昨年事務所グループ全員で出た舞台作品もほかの仕事の都合もあってか出番が少なく………今回やっと生で推しの演技を見ている実感があった。加えて、メインのキャラクターからモブキャラまで(もはやモブではない)1人で何役も演じることになるこの「ペダステ」という作品は、推しのいろんな演技を見たい私のようなオタクにとって推しの演技を堪能できる最高に贅沢な作品。福富さんはもちろんだけど、実はセリフがない"その他大勢の選手たち"を動きだけで演じている姿が好きだったりするし、やたらファイティングポーズが様になってる番場の舎弟とか、巻ちゃん1年生時代の黒縁メガネの先輩とか、もう役の大小関係なく見ていて楽しかった。
それと、なんと言ってもライディング時の姿勢の美しさ。本作を見た"福富さんの"オタクが「あれは自転車に乗っている人だからできる姿勢だ」とTwitterで呟いているのを見てしまい、推しがこれまでのペダステのファンの方に褒められているのも嬉しいし、またも推しは自分が好きと言い続けていたことを自身の活動に繋げたんだと思い、推しの凄さを改めて感じた。なお、過去作のヒメヒメを見てるとやっぱりみんな涼しい顔で踊ってるから勇翔さんの全力ヒメヒメ、これほんとに同じダンス踊ってる?(?)
年明けから続いていたグループのアルバムリリースイベントも2月に落ち着き、3月からの本格的な稽古が始まった頃、私はグループや他のメンバーの情報がなかなか頭に入らなくなってきていて、実際ペダステが始まる頃にはほとんど追えていませんでした。。(本当にごめん)
舞台が終わって他のメンバーのツイートやブログを見てみたら、いつの間にか終わってる番組があるわ、見逃した配信はあるわ、知らない間にイベント開催されているわで完全に浦島太郎状態……それだけ「ペダステ」に気持ちを全振りしていたし、持っていかれてたし、楽しんでいました。1人の「役者」として原作・舞台のファンから認められていく推しを見ることができたこの時間が本当に幸せでした。
何度目かの昔話
私は高校生の時に在宅で2.5次元俳優のオタクをしていました。(当時は「2.5次元俳優」という呼び方はされていなかった気がする…)在宅だった理由は単に地方に住んでいたから。部活などでバイトする時間もないし遠征が許されるわけでもなかったので、当時の推し俳優が出演する舞台や映画は作品こそチェックするものの見るためにはお小遣いの範囲内で、どの作品のDVDを買うか吟味してやっと手に入れられるものだった。グッズだって今ほど通販が浸透していなかったし、あっても買い方(支払い手段)が分からない。。だからグッズと言えるものもほとんど持っていなかった。
そんな私が時を経て、社会人になり、今の最推しの2.5次元舞台、それもまさに高校生の時にちょうどスタートした「ペダステ」への出演が決まり、一度は中止になったものの再演、観劇ができたことが本当に嬉しかった。未来でこんな巡り合わせがあるとは想像もしていなかったし、やっぱり生でステージ・舞台を見るって楽しさも感動も何倍も違うって思いました。もちろん人それぞれいろんな事情で劇場に足を運べない人がいることは変わらず認識しているし、今は新型コロナウイルスの影響が大きいけどそれがなくてもかつての私のような学生さんだったり、仕事、家族、自分自身と様々な環境や事情・理由が存在していると思っているので"現場が全て"だとは思っていないのとあまり思いたくないなぁという気持ちがあります。特に今なら足を運べない人でも作品を楽しめる手段がいろいろあるし、届ける側もたくさん工夫しているはずなので。
*1:今回のペダステを見るにあたり事前に以下の作品で予習をしました。いろいろ限界があり全てを見ることはできませんでしたが、最低限キャラクターの顔と名前は覚えて臨みました。・アニメ「弱虫ペダル」(旧3年生インターハイまで)・舞台「弱虫ペダル(2012年)」〜「2つの頂上 IRREGULAR(2015年)」・ドラマ「弱虫ペダル」season1、season2
*2:新3年生編以降カーテンコールで踊っていた曲。アニメラブヒメ2期の主題歌
*3:本作で初めて知りましたが名古屋おもてなし武将隊の一員としても活躍されていて実は推しと共演済み〜俺たち名古屋俳優〜〜と序盤のフリートで勇翔さんを紹介してくれてありがとう!!!
*4:時人くんと勇翔さんは昨年放送されたドラマ「GARO VURSUS ROAD」で共演済み。実際ドラマ内では大きく関わる役柄ではなかったものの勇翔さんが時人くんの家に泊まりに行ったり、メンバーの誕生日は曖昧なのに時人くんの誕生日はちゃんと覚えていたりと恐らく近い距離感ではある。ペダステ中、結局2人のツーショット写真だけが上がらないまま終わってしまったけどそれも既に出来上がっている2人の関係性故なのか…と無理やり納得させている。
お誕生日おめでとう、世界一幸せになって欲しい推しへ!
今日は2月5日、28歳のお誕生日おめでとうございます。
ファンになって3年、日々、年々活躍し続けてくれるあなたを見ていて「応援してよかった」とこれまで何度思ったか分かりません。
寡黙で口下手かもしれないけれどそれに負けないくらい好きなものに真っ直ぐなあなた。
そんな一生懸命な想いが届いているかのように憧れの特撮作品「牙狼」シリーズへの出演や、舞台「弱虫ペダル」への出演が決まっていたりと、推しの活躍というだけでも嬉しいのにその作品への出演に喜ぶあなたの姿、夢を叶える瞬間をみていてまたさらに幸せな気持ちになります。
これまで男性アイドルや舞台俳優を応援してきた過去がありますが、あなたほど私が見たいものを見せてくれる人はいません。
華やかな衣装を着てステージで歌い踊る人が好きだった、かっこいいだけじゃなくてちょっと面白いいろんな人から愛される人が好きだった、ヒーローなら絶対レッドではなくブルー派だった、誰かだけじゃなく"自分のために"行動できる人が好きだった。
そんな私の好きを全て詰め込んだような人がこの世に存在するのかと、ファンになって3年たった今も不思議に思うくらい。あなたほどの推しに出会うことはもうないだろう、そう思いながら応援する日々です。
誰も予想していなかったこんな世の中になってしまい、これまでのように直接ライブやイベントに行くことが叶わなくなってしまいました。
そんな中でもいつも前向きなあなたの行動や言葉には何度も救われています。
自分がそう思うならそう、自分がそうしたいならそうする。周りからは屁理屈、なんて言われているけれど笑 それくらいがいまを生きるにはちょうどいい!
恐らく、ファンには到底理解できないような苦労や悩みがたくさんあるとは思いますが、これからもどうか健康で自分を大切に生きてください。
あなた自身の夢が叶い続けていくことを祈っています。
本日28歳の誕生日を迎えた、世界一幸せになって欲しい推し、BOYS AND MEN 勇翔さんへ
直接言葉を伝えることは難しくなったけれど、なにかのかたちでこの感謝の気持ちが伝わりますように。
ボイメンオタク、2020年を振り返る
本日大晦日!こんな忙しい日にブログを読む人がいるのか????という疑問は置いておき、午前中にやっとこさで年賀状作成が終わりなんとかブログに取り掛かっています。
過去最高の記事数
このブログを初めて3年になりますがなんだかんだ今年は過去最高の記事数(これを含めると15記事)になっていました。やっぱり思うことがたくさんあり、尚且つ時間も多くあったからこそ、感じたことを文字にして表現する、ということにたくさん時間を使うことができたんだなと思いました。
同時に、ブログ、SNSの使い方も随分と変わった気がして、これまでブログでイベントの感想レポを書くことが多かったのですが、それが配信イベントに変わったことで場所にとらわれず多くの人が見ることができるようになりあまり「レポート」を書く必要性がなくなったように思いました。現場がない分、小さなことでも記事にして残しておこうという意識もあり、舞台、DVD、配信イベント、ドラマ今までにないくらい幅広いテーマで記事を書いたなという印象です。
アクセスが多かった記事
今年、全ての記事と比べてもアクセス数トップの記事が生まれました!
緊急事態宣言が出された後、オタクとzoomをつなげながらDVD観賞会をした時の記事です。この時はとにかく試行錯誤、始めようと思ってもなかなか始められず手探りでしたがなんだか楽しかったことを覚えています。お店にいる時と違い時間も気にする必要がないので平気で4〜5時間越えしてましたね。この方法でほぼ毎週観賞会をしていたので定例会と化していました。
次にアクセスが多かったのは「GARO VURSUS ROAD」に関する記事。
・『GARO-VERSUS ROAD-』感想 〜このゲームをどう楽しむかは私たちの自由〜
・『GARO-VERSUS ROAD-』#11 感想 〜天羽涼介と勇翔〜
4〜6月、世の中が最も大変な時期に放送された「GARO VURSUS ROAD」はこの3ヶ月の間、私にとって生きがいと言っても過言ではなかった。先の読めないストーリーにSNSでは様々な推測が流れ、見ていた人たちはかなり熱中したのではないでしょうか。
牙狼という作品に推しが出演したことの嬉しさ、そして「牙狼」という作品から推しを知ってくれた人がいるんだという嬉しさ、大変な一年だったけどこの作品のことを思い出すと決して悪いことばかりの1年ではなかったなと思えます。
なお、今月初めにDVD/Blu-rayが発売されました!放送から半年がたち、メイキングやオーディオコメンタリーを見てみると放送時にはわからなかった裏話やエピソード、演者や監督の思いを知ることができまた作品への思いが強くなりました。本当はこれについても1つ記事を書きたかったのですが間に合わず、、ここで少し書かせてもらいたい…!
オーディオコメンタリーとメイキングの感想
正直、天羽の死は地味に引きずっていましたが…12話のオーディオコメンタリーでの勇翔さんの言葉を聞いてやっとその結末を自分の中に落とし込むことができました。
こんな思いで推しは演じていたんだということを知り、改めて勇翔さんのこの作品への思いと役者としての真面目な一面を知ることができました。
また、演者たちが自身が出演していないシーンに対してもたくさんのコメント・感想を持っていて、VURSUS ROADは若い役者さんたちが切磋琢磨しあってできた作品なんだなと思いました。
オーディオコメンタリーでの会話やSNSから垣間見える関係性を見ても本当に仲がいいことが伝わってきて、こんな和気藹々とした雰囲気からあの殺伐としたデスゲーム作品が生まれてたんだと思うとみんな役者として素晴らしすぎる。全員売れてくれ・・(あとみんな天羽と奏風の関係好きすぎん???わかるが)
最後、綾部監督が物語の結末に対し、監督としての考えもあるが「見る人にとって(捉え方は)違うからあまり言いたくない」と言っていたところから改めてこの作品は見た人が感じたように見ていいものなんだと思いました。
今までにないくらい自宅に引きこもり続けたあの期間、在宅勤務中のお昼を食べながら最新話を何度も繰り返し見たり、オタクとzoomをつなげながら見あったり、Twitterでパブサ(パブリックサーチ)して海外の人の感想まで見まくったり、、そして最後、特典映像を見て1年かけてこの作品を楽しみきったなと感じています。
牙狼15周年配信番組も本当によかったよね…オタクは泣いた
2020年のボイメンと推し
他にも勇翔くんのバースデー、ペダステ新作への出演決定、初めてのオンライン特典会、ボイメンとしてはボイメンステージ「諦めが悪い男たち」、「OhYeah」のリリース、10周年ツアーBARI BARI★PARTY、と振り返ればコロナに振り回されながらも楽しいことたくさんあったなと、こまめに記事にした甲斐がありました。
リアルな現場こそ少なかったものの、嬉しいニュースや新しい試み、配信コンテンツを作ってくれて、ファンもタレントも互いに安全に楽しめるよう、たくさん考えて提供してくれたんだなと思うと推しや推しグループには本当に感謝しかありません。
ただ、ツアーも終わりあとはクリスマス、年末のイベントを残すのみと安心していたところに推しを含むメンバーのコロナウイルス感染がわかりました。感染してしまったメンバーを責めるつもりはもちろんなく、無症状のメンバーもいれば発熱の症状が出ているメンバーもいるので今はとにかく1日でも早く回復することを祈るばかりです。
イベントがない異例な年末は推しだけではなく、私自身も例年の帰省を自粛し、初めて1人で過ごす年末年始となります。(シェアハウスの同居人がいるので実質1人ではない)
そんな異例づくしの2020年も終わりです!みんな!本当にお疲れ様です!!
2021年もマイペースに、自分を大切に過ごしていきましょう。
そして来年もどうぞよろしくお願いします…!
オタク以外の一年の振り返りはこちらから!(お家で配信を楽しむ方法を少しですが載せています)
2020年 イベント・配信ライブ履歴
(▶︎マークは配信・オンライン)
1/12 ガッタンゴットンGO ユニバイベ@東京 日本橋プラザ
3/24 諦めが悪い男たち RED公演 @池袋サンシャイン劇場
3/26 諦めが悪い男たち BLUE公演 @池袋サンシャイン劇場
4/4 ▶︎BOYS AND MEN LINE トーク LIVE!! 夜の部 @LINE LIVE
4/5 ▶︎BOYS AND MEN 新生活応援ライブ!! @LINE LIVE
4/17 ▶︎勇翔の27歳お誕生日会 @LINE LIVE
4/28 ▶︎勇翔のプラモデルで車を学ぼう@ LINE LIVE
5/1 ▶︎BOYS AND MEN 久しぶりの全員集合!! @SPWN
5/5 ▶︎またまたやっちゃうよ!BOYS AND MEN 久しぶりの全員集合!! @SPWN
5/11 ▶︎勇翔のプラモデルで車を学ぼう #2 @SPWN
5/12 ▶︎誠 マコライ〜テレワーク編〜 @SPWN
5/17 ▶︎辻本達規のお誕生日会 @SPWN
5/31 ▶︎勇翔のプラモデルで車を学ぼう #3 @SPWN
6/12 ▶︎ボイメン☆ドライブ ドラマ「特殊詐欺」@SPWN
6/21 ▶︎NDP Studio 配信スタジオオープン記念〜誠SPイベント〜 @SPWN
6/28 ▶︎誠スペシャルイベント〜BM THEATER ver.〜 @OPENREC
7/3 ▶︎勇翔のプラモデルで車を学ぼう #4 @SPWN
7/26 ▶︎誠スペシャルイベント〜BM THEATER ver.〜 @OPENREC
8/16 ▶︎「Oh Yeah」リリース記念プラットフォームツアー @SPWN
8/22 ▶︎「Oh Yeah」リリース記念プラットフォームツアー第1部 @SPWN
9/15 ▶︎ボイメン☆ドライブ ドラマ「思い出タクシー」@SPWN
9/16 ▶︎ボイメン☆ドライブ リモートドラマ アフタートーク @SPWN
10/24 ▶︎BOYS AND MEN 10th Anniversary 全国ライブツアー「BARI BARI★PARTY」宮城 @OPENREC
10/31 ▶︎NDP TV SUPER LIVE「BOYS AND MEN THE HALLOWEEN 」@OPENREC
11/04 ▶︎ボイメン学園なんでもグランプリ 第1回カラオケ得点王決定戦 予選Eグループ @SPWN
11/8 ▶︎NDP TV SUPER LIVE「BOYS AND MEN SPECIAL LIVE」@OPENREC
11/11 「 BARI BARI★PARTY」@東京 LINE CUBE SHIBUYA
11/14 ▶︎平松賢人26th Birthday EVENT @SPWN
11/28 ▶︎「 BARI BARI★PARTY」福岡 @OPENREC
12/02 ▶︎ボイメン学園なんでもグランプリ 第1回カラオケ得点王決定戦 準決勝Aグループ @SPWN
12/9 ▶︎「 BARI BARI★PARTY」兵庫 @OPENREC
12/13 ▶︎ NDP TV SUPER LIVE「BOYS AND MEN SPECIAL LIVE」@OPENREC
12/20 ▶︎「BOYMEN the Universe」リリース記念プラットフォームツアー @SHOWROOM
配信だとどこまでをオンラインイベントとするか悩む・・今回番組系は除いていますが抜け漏れがある気がする〜〜〜