デカい後悔すんならいっそ大航海

ボイメン船に乗ったオタクのブログ

帆を上げろ!船出だ!

 

6月13日 Zepp Diver City Tokyoより「誠Zeppツアー2019~元気いっぱい全国大冒険~」がスタートしました。数日経ちましたがまだまだ余韻が残っていて、セトリのプレイリストを毎日のように聴いたり、暇があれば「誠の男の修行」を見たり、ボイメン・ザ・ベストの特典DVDに収録されている「仏恥義理ツアー」を見たりと、毎日のように誠を摂取しています。

 

そのマコライについての感想やレポを書きたいところですが、すでに文才のあるオタクが今回のマコライのすばらしさについて綴ったブログを書かれているので、気になる方はそちらをご覧ください。(私個人的にはこれからライブに行かれる方はなるべくネタバレなしで行ってほしいなという気持ちです。)

 

さて今日のブログのテーマは「帆を上げろ!」についてです。

 

※ここから先は少しですが誠Zeppツアーのセットリストに触れているので、これから行かれる方は注意です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Twitterでつながっている人はご存知かと思いますが、私はめちゃくちゃ「帆を上げろ!」が好きです。

今更書くことではないと思いつつ、なぜこんなにも「帆を上げろ!」に思い入れがあるかというと、

 

・私にとって初めて経験したリリイベだったから

・推しが出演したドラマの主題歌だったから

・推しがセンターで輝く曲だから

 

ただ、純粋に好き!で終わればいいのですが、この曲がリリースされて2年、なぜか私はこの曲をライブで聴くたびに泣きそうになります。1人で感極まってしまうのです。

私が好きなことを知っている人からはライブで披露されるたびに「帆を上げろ!やったね!」と言ってくれて嬉しいと思いつつ、ちょっとずつ申し訳なさを感じ始めていました。

 

いくら先ほどあげたような理由があるとはいえ、シングル曲なのでイベントで歌われることも多いし、コールがしやすい曲なのでどちらかというとみんなで盛り上がる曲なのに、なんでここまで感情移入しているのか自分でも正直わからなくて、

私はいつまでこんな気持ちで聴く気なんだ…?

いつになったら落ち着いて聴けるんだ…?

なんて思い始めていました。

 

 

 

ですが、その時は突然訪れました。

 

 

 

先日の誠Zeppツアーでの「帆を上げろ!」は今までがなんだったんだ?ってくらい、フラットな気持ちで聴くことができました。

 

 

思い返すとこれまでライブで聴く「帆を上げろ!」はライブの中でも「会場を盛り上げるための曲」、「コールがしやすい曲」として歌われることが多かったように感じます。セットリスト的にも、他のシングル曲の流れで歌われることが多かったと思う。

 

だからなのか、前後の曲の流れとは関係なしに、飛びぬけて「帆を上げろ!」の時だけ感情が高ぶっていたのかもしれません。もし、これが「帆を上げろ!」ではなく「進化理論」が私にとって初のリリイベだったらきっと「進化理論」で同じことになっていたんじゃないかな。

 

つまり、この曲だけに感じている特別な感情を、セットリストの流れ関係なしに「その曲の時だけ」一人感情的になっていたのかなと。

 

 

では、なぜ今回のマコライでは感情的にならなかったのか。

考えてみるとその「前後の流れ」に「帆を上げろ!」がなじんでいたからかなと思いました。

見に行った人、何かしらでレポを見た人は知っていると思いますが、今回のマコライは最初から最後までストーリー仕立ての構成になっています。

 

もちろんこれまでのような「盛り上がる曲」としての一面もありつつ、そのストーリーの一部としてセットリストに組まれていたことが、「純粋に」盛り上がれるコール曲として聴けた要因だったのかなと思いました。そこでふと、感じました。

 

 

 

「2017年の帆を上げろ!から卒業できるかもしれない」

 

 

 

これまで意識したこともなかったし、純粋な気持ちでこの曲を好きだと思っていたけれど、どこかで「2017年の帆を上げろ!」にしがみついていたんだと思います。

 

 

私にとって2017年が特別で、あの年を越える夏はもう来ないんだろうな、と勝手に思い込んでいて、感情的になっていたのも好きだからではなく、ただ懐かしんでいただけだったのかなって。

 

でも、今回のマコライですべてが覆った気がします。

それだけ今回のマコライはこれまで見てきたライブとは一味も二味も違っていました。

 

 

ちょっと寂しくもあるけど、

 

でも、このほうがこれからのボイメンを、誠を、勇翔さんをもっと好きになれそうな気がします。

 

まさに、船出。

私にとっての「帆を上げろ!」の新たな船出です!

 

 

帆を上げろ!に限らず、今年のマコライ(誠Zeppツアー)は、グループにとっても、これまで歌われてきた楽曲にとっても、可能性が広がるライブになる予感がします。

boysandmen.jp